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待ちに待った「怪獣記」が講談社から送られてきた。
しかもなぜか海外への発送なのに受取人名が日本語表記で送られてきたため、郵便配達員のおっさんが、「何書いてあるか分からないからびっくりしちゃったよ」と狼狽しているようだった。 届いた時は、うれしくて小躍りしそうになった。 自分の作品ではないと言え、翻訳など全面協力している本なだけに、一刻も早く読みたかった。 事前情報では、ぼくは活躍しているらしいのだが、トルコで痔になったことまで書いてあるとのことだった(笑 正直なとこ、登場してもちょい役ぐらいなのかと思っていたが、実際読んでみるとものすごくよく描かれていた。作中で見事に高野さんの策にはまり、利用され、巻き込まれている。 なんだか読まれるのは照れる。でも読んで欲しい。というのも、10日の奇怪なる珍道中の詳細が最大もらさずそこには描かれているからだ。 あの旅は、ひとと共有するに値すると思う。 ぼくにとっては、アルバムのようなものだけれど、この本は普通に笑える。というか爆笑できる。ぼくもところ構わずひとりで本を読んで大爆笑してしまっていた。 それに、夢もある。情熱がある。40歳のおっさんが、幼児用ボートで怪獣探しだよ!? しかもぼくたちなんか目撃しちゃうんだよ…。 高野さんが提唱しているエンタメ・ノンフィクションというのものは、まだ世間には認知されていないようだが、かなり面白い。ぼくも最近文章スタイルを変えているのは、その辺の影響もないとは言えない。 ちなみに、どうでもいいことだが、ぼくの痔については記述が間違っている。 ぼくは手術はしていない、診察を受けただけなのだ(涙 アスパラガスだよ~(涙 そんなこんなではあるが、ぼくの心は高野さんへの感謝で満ち満ちている。 高野さんは、この本で計らずもぼくに情熱ってものを教えてくれている。
by swetching
| 2007-07-26 05:05
| ワン湖のジャナワール
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